大奥

いつもは引きこもりのお休みですが、昨日は朝一の回で大奥見て、その後ぶらぶら買い物して、帰りは一駅分歩いて、久しぶりに朝から外出しました(笑)大奥は平日の朝だったけど、レディースデーなのもあったのか一番大きいスクリーンなのにほぼ席は埋まってました。やっぱりほとんど女性でしたけど。TOHOシネマズだったので、予告でパッチが流れて思わず前のめりになってしまいました(笑)とりあえず先行申し込みも済ませたので、なんとか映画館で見れるといいなー。

で、大奥ですが、やっぱり鶴岡のシーンが一番印象に残りました。







まだ一回しか見てないので記憶もあやふやなところがあるかもですけど、まず見終わって思ったのは鶴岡の、というか、おーくらくんの目がすごく印象的だったってことでした。いい目してたと思う。すごく暗くて、どんよりしてるんだけど、逆にそれがギラギラしてるようにも感じて、まさに大奥のドロドロしたところとか水野への感情とかがすごくその目から感じられて迫力あった。目線だけじゃなくって、色がもう違ったんだよねー鶴岡の目って感じで。うまくいえないけど。すごく引き込まれたなー。大画面だからそれが余計に。そういう演技をするおーくらくんすごい!って思った。
あと、水野に松島といるところを見られた時に松島の着物をぎゅって握るところ。見てるときはあの握る手にきゅんとなったけど、鶴岡の最期のシーンを見終わった時に、あのぎゅってしたところがすごく切なくて悲しくなった。鶴岡はすごくプライド高くて、でももともとそういうところがあったとしても、大奥で生きていくためには、そういうプライドを持たざるを得ないというか、きっと強がってるところもあったりして、そういう自分自身の気持ちにしがみつくような思いみたいなのもあったのかな〜ってあのシーンをそんなふうになんだか考えてしまったりして…。そして水野に完全に負けたことで、自害する道を選んだ鶴岡の背中があんなに大きい身体なのに小さく見えたのもすごく切なくて悲しかった。背中の演技っていうのかな?ここもよかったなー。
たくさん練習したっていう剣術のシーンもすごく迫力あった!長髪を振り乱して剣を振る鶴岡はきれいだったなー。美しかったー。乱れた前髪が半分だけ隠れるところから覗く目とかが引き込まれたなー。
なんだかうまく言葉にできないけど、おーくらくんの鶴岡、すごくよかったと思う。大奥の中の鶴岡にちゃんとおーくらくんはなってたなーって。この映画、鶴岡にかけるおーくらくんの努力とか気迫みたいなのはすごく伝わってきてうれしくてかっこよかった。なんだか上目線だけど、そういうおーくらくんを観て、感じれたことがうれしかったです。

あとは男女逆転っていうだけあって、女性陣がすごくかっこよくてよかった!特に最後の吉宗のリストラシーンはすかっとした!松島めー!!って思ってたとこだったから余計にね(笑)

うまくまとまりませんが、もう一回は絶対に見に行こうと思います。おーくらくん、改めてスクリーンデビューおめでとうございます!